特車申請の期間はどれくらい？｜許可取得にかかる期間も解説

特車申請の制度概要については、以下のまとめ記事もあわせてご覧ください。

特車申請の期間はどれくらい有効？｜最大で２年間の許可が取得できる

特車申請で取得できる許可の期間は、最大で２年間です。

許可期間を最大の２年にする場合と短く設定した場合でも、申請手数料は変わらないため、とりあえず最大の２年で申請して問題ありません。
ただし、車両の条件によっては、許可期間は１年に制限される場合があります。

特車申請の許可期間はいつから？｜許可希望日から２年間

特車申請の許可期間は、申請時の「許可希望日」から２年間です。
許可希望日は申請時に申請書に記載します。

審査に時間がかかり、許可希望日までに審査が下りなかった場合は、審査が完了し許可が下りた日から２年間の許可になります。

特車申請は２年後に更新が可能｜ただし新規での再申請がオススメ

一度許可を取得すれば、２年後に許可を更新すれば、許可期間を延長できます。
更新申請は、車両や経路などが同一の場合のみ申請できます。
許可期限の１～３か月前から更新申請が可能です。

ただし、２年後も全く同一の車両・経路を走行する、ということは稀です。
（車両の買い替えや道路状況の変化の影響を受けるため）

また新規申請・更新申請ともに審査内容が変わらず、審査来かかる期間も同じなため、当事務所では２年後に再度新規での申請をすることをおすすめしています。

特車申請で許可までにかかる期間は？｜最短で１週間、長い場合は１か月以上かかる

特車申請では、申請から許可取得までにかかる期間は、最短１週間、最長１か月以上と、まちまちです。
国交省は新規申請での標準期間を３週間と定めていますが、行政書士としてお客様の手続きを代行してきた経験上、あまり参考になりません。

許可期間の違いは、「市道・県道を走行するか」で大きく変わります。
国道しか走らない場合は最短で４日など、１週間もかからず許可が出る場合もあります。
（出発地・目的地ともに国道沿いで、市道・県道を走行しない場合）

さいごに

ここまで、特車申請の期間について解説してきました。

特車申請は、申請から許可までかかる期間がまちまちです。
そのため、会社で申請する場合は、運航予定日の目安が立てづらいかと思います。

特車申請専門の行政書士なら、許可取得予定日をより正確にお伝えできます。
また、早く許可が取得できるような通行経路の設定もご提案しております。
是非１度ご相談ください。